「ありのままの取材」10/2(木)
今日は発行部数100万部の某カード会社の会員誌の取材でした。
企画は『ラグジュアリーランドリー、服をいたわるとびきりの場所』。
ライターの方が、ある程度ネットや雑誌等から情報を得ての取材
でしたが、見ると聞くとは大違いだったようです。
実際に現場でやってる内容を見たら、「まったく縫製工場と変
わらない・・・・」と、とてもビックリされたようでした。
うちの場合、水洗いのイメージが先行していますが、やはり復
元の工程で重要な役割を占めるのか゛「プレス」です。
プレスはスーツの表地や裏地のキュプラによったシワを取り
除くばかりでなく、むしろスーツ自体の形を正しく形成させる役
割が大きいです。
スーツや各種洋服の形を作り上げるのは、プレスの技術なく
してありえません。例えばスーツの場合は、専用のドイツの
各パーツ専用プレス機械と技術スタッフたちが織り成す合わせ
技が冴える工程です。
それは、前身頃、背中、アームホール、肩、袖、ラペル、見返
しなど、それぞれのパートに合わせて適切なプレスが施されて
いく姿に、「一切手抜きなしのガチですねえ・・・」と、ライターも
カメラマンも熱気渦巻く現場に、とても感動してくれたようでした。
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3時間余りの取材でしたが、「とってもいい取材が出来てよか
ったです。今日現場を見させてただいてナチュラルクリーンさん
のスゴサや奥の深さがあらためてわかりました。とっても熱い記
事になりそうです。」とのことでした。そう言っていただいて有難
いです。さあ、みんな期待を裏切らないように頑張ろう!
「研修感想文」
『今日の研修では先輩たちの一切手抜きなしの真剣勝負と、プレ
ス工程における細やかさ、そして仕事に対する情熱に、取材に
来られたライターとカメラマンの方が、とても感動して喜んで帰っ
ていかれる姿を見させて頂き、私もとても感動しました。
過去、マスコミの取材やアパレルの見学の度に、何度も目にし
た光景ですが、普段やっていることを包み隠さずありのままです
から、それはとてもスゴイことなのだと改めて思いました。
また、今日の自分自身のテーマはスピードでした。一着にジック
りと時間をかけてプレスをすれば誰でもキレイに仕上げられる。
しかし、プロとアマの違いはスピードだと代表はおっしゃいます。
余計な思考からは離れ目の前の事に集中する。また、もっと速
くなるように備品の配置や機械との連動など細かなことも考えて
工夫を重ねる。
学ぶところは沢山ありました。整理整頓された環境もそう。自分
にも衣類にも気持ちのよい場づくりがとても大切だと思いました。
水洗いをしたら、本当に手をかけてあげないと、衣類もお客様も
喜んでいただけるものはつくれないと思います。NCで共に仕事
をさせていただいたことを福井に帰ってからも実践し、お客様に
喜んで頂ける仕事をたくさんやっていこうと思います。
あっという間の一日でした。本当に有難うございました。』
鈴 木 尚 学
生かしていただいて ありがとうございます。
11:37, Thursday, Oct 02, 2014 ¦ ¦ コメント(0)