「消臭は人間力」3/17(火)
今朝も主力スタッフ12名が火曜・金曜の週二回行っている定例早朝
勉強会。テーマは、「臭い」について。臭いの原因や消臭方法を、イラ
ストと簡潔な文章で表現しようということで、消臭についての情報をみ
んなでまとめています。
その中の一部、消臭方法をちょっとご紹介しますね。
まず、衣類に付いた臭いを取るには、原因物質を取り除くこと。
シミや汚れと違って、付いているものが見えないため、勝手が
違う気もしますが、繊維に付いたものを取るということでは汚れ
やシミと同じです。
それでは、今日の勉強会での消臭方法を見ていきます。
1.まず、油性のシミ抜き処理をしてみる。
シミの一番外側には油性の膜があるため、これを先に取らないと
その中の水溶性のシミは取れにくい。これは、臭いを取る時も同じ。
また、臭いの元になっている物質には、動物臭や、ダウンの臭いの
ように油脂が酸化したものも多いので、先にドライクリーニングでこ
の油性の汚れを取っておくのも効果があります。
2.次に、消臭・抗菌洗剤への漬け込んでみる。
汗をかいた衣類の臭いは、衣類に付いた汗の成分(塩分、脂質、
たんぱく質、アンモニア等)の中で雑菌が繁殖するために出てき
ます。
この臭いが出ないようにするには、汗をかいたらすぐに洗うのが
一番なんですが、臭いが出てしまったら、それを取るには消臭・
抗菌作用のある洗剤に漬け込みます。
うちの場合この洗剤は、亜鉛、銀、チタンの3種の金属をイオン
化して結合したものを消臭成分として含み、たばこやカビ、加齢
臭などにも効果大のものです。
3.頑固な臭いには漂白。
衣類の漂白に使う漂白剤は、活性酸素を発生させて黄ばみの
物質を分解し漂白するものですが、これは、黄ばみだけでなく、
臭いの物質も分解します。
洗剤への漬け込みでも残る臭いには漂白剤への漬け込みを
するべし。この時、温度を上げると(40度くらい)ぐんと威力が
ましますよ。
4.更に頑固な臭いには。
これでも取れない臭いには、というか、何でもそうですが最後は
人間力。漬け込みの消臭抗菌工程をジックリ行い、最後は消臭
スプレーの噴霧も加えて少しずつ臭いを取っていきます。
あきらめずにチャレンジし続けるってことですね。継続は力ってこと
で・・・・・。この週二の早朝勉強会も、継続は力。無意識にみんな
情報力を身につけいていってます。
今日の消臭に関する勉強会ですが、最近、やたらと匂いの消臭に
関するご依頼が多いです。とくに日本人は匂いに敏感なのので、な
おさらという感じもします。
※今日の夕方はシミ抜き研修会です。それにしてもだダウン一気
に入ってきています。もうすぐ春なんです!
生かしていただいてありがとう御座位ます。
10:49, Tuesday, Mar 17, 2015 ¦ ¦ コメント(0)