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2014年10月16日

{自分の声を聞く」10/16(木)
今日は娘からお願いの電話があってじっくり話しました。


内容は、アルバイトのこと。


彼女の話を聞きながら、「店長からとても頼られ、本人も
責任を持って役に立ちたい、と強く思ってるんだなあ。。」
という気持か、ストレートに伝わってきました。


が、自宅に帰る時間が遅くなるから・・・ということで、
父親である僕は、以前から「遅くなるのならダメ」ときっちり
門限厳守には厳しい態度を取っていました。


ただ、本人の責任感の強さや、年末の期間限定を考慮して
嫁さんとも話し合った結果、彼女のお願いに対してオッケー
を出すことにしました。


ただし、僕からは条件があって、「毎朝6時からお勤めする
お仏壇には、必ず本人がお勤めまでにお仏飯(仏様に炊き
立てのご飯をお供えする)をお供えすること。そして、お仏壇
を日々お掃除し、感謝と目に見えない敬いものに対して、謙
虚な心を育てていく。」ということ。


娘は、「ありがとうございます。必ず約束守ります。頑張ります!」
と、とっても喜んでました。


よほど嬉しかったんだね、頼られているアルバイトの店舗で
自分の責任を果たすということが。結局、好きなんだろうなぁ。


文豪ゲーテは、「人は、自分の内側の意向に従って生きて
いかなければいけない」と言っています。


彼女が「私は父さんとよく似てるんよ」というところは、そう
いうところなんでしょう。僕もそういうタイプの人ですから、
彼女の気持ちが実は人一倍よく分かるのです。


ただ、今回の一件をきっかけに、日々、仏さまのお給仕を
、お仏壇のお掃除をすることで、仏さまや、多くのご先祖様
のお蔭や願いを感じ取っていければいいと思っているので
す。これは親としての願いですね。


うちの家ではこれが一番大切な事なのです。ここを疎かに
すると、自分の足元が必ず崩れていきますから。


だから、うちの家族の場合、何かあったらチャンス。
必ず仏ごと、ご先祖様ごとに結びつかせていきます。


自己中心的な我の心を律して、自分の良心に従って生きる。
この原理を学んで強く前向きに生きていくのが仏教者です。
娘も仏教者としてしっかり生きていくと信じています。



生かしていただいて ありがとうございます。

18:42, Thursday, Oct 16, 2014 ¦ ¦ コメント(0)