「ウールリッチのスレ直し」2/10(月)
このウールリッチのダウンコートは、ダウンの量も多く、気密性も高くて
厳寒期でも暖かです。
ですから早朝散歩(外気は0度)iウールリッチダウンはかかせません。
ただ、このウールリッチ。表地は張り感があっていいのですが、
生地が堅めの分、摩擦で擦れやすく、濃い色の場合は白っぽさが
目立ちます。
スレて白っぽいところを染色補正して目立たなくしていきます。
まず、コートの色を調色するために、染料を選びます。
次に、梅皿に、茶色と緑系統を少しずつ取ります
これを混ぜ合わせてコートの色に近づけていきます。
擦れているところに筆で塗っていきます。まず、袖口から。
ポケットの雨蓋も必ずスレるところです。
前立てもスレの定番です。凹凸の中にもしっかり色を入れます。
裾回りも忘れずに。一度塗っても、乾くと薄くなるので、繰り返し
色を入れていきます
こうして色を入れたら、蒸気で蒸して色止めをして出来上がり。
前立ての白っぽさもだいぶ消えました
袖口も色が入っています
ポケット雨蓋もかなり擦れていましたが目立たなくなりました
こちらの袖口もきれいになっています。これから着用していく内に
また擦れて白っぽくなっていきますが、軽いうちに修正すれば、簡
単に直せます。
生地が堅めの分、摩擦でスレやすいウールリッチやカナダグース、
また、黒や紺のトレンチコートなどはやはり軽度のスレが目につき
だしたら、やはりクリーニングと共に「スレ直しによる染色補正」を
希望されたらいいです。
ちなみに値段は10.000円〜。
今回のウールリッチの「スレ直しの染色補正」で10.000円です。
次に、もう一着の紺色のウールリッチのダウンもスレ直しをしてみます。
やはり紺や黒は各パーツ部分がスレて白化が目立ちどうしても安っぽく
なっていきますので、マメに「スレ直しの染色補正」に出せれた方がいいと
思います。
こちらも、かなりスレているので、白化したところを、染色補正して
復元していきます。
このコートに合わせて紺色を調色したら、まず、ピースガンで、白化した
ところを大まかに色を入れていきます。こちらの方が、白っぽく白化
した範囲が広いので、部分的な染色の筆だけでなく、ピースガンを使って
色を吹き付けていきます。
凹凸の窪んだ部分など、ピースガンでは色が入りにくいところは、
筆で色を入れていきます
生地が重なった部分の隙間にも筆で色をいれます
スレが激しいところは、ピースガンだけでは染料を吸い込んで
発色しにくいので、筆も使います
前立てのスレて白化した白っぽさはきれいになっています。
ポケット口はかなりスレれていましたので、何度も色を入れていきます。
袖口付近や袖の内側のシーム付近は、よく摩擦を受けて必ず
スレるところですが、何度も色を入れてきれいになりました。
首回りも紺色がよみがえりました。
目立たないところですが、わきの内側もよくスレるところです。
こうしてスレたところを直してみると、コートが若返った感じがします。
スレた状態ではウールリッチのダウンはくたびれた感じでパリッとしていない
ので古びた感じがします
深みのある紺なので、何度も何度も重ね塗りしましたので発色も鮮やかに
復元ではました。また全体的に糊剤を入れて固めに仕上げましたので、
購入した時のようなパリッとした張り感が蘇りました。
この紺のウールリッチのダウンの「全体のスレ直しの染色補正+糊剤
による復元加工」で20.000円です。
やはりコストのことを考えるとマメに「スレ直しによる染色補正」をご
依頼して下さった方が賢明だと思います。
こういったダウンやコートを着ていると、どうしてもスレて各パーツが白
くなっていきますがちょくちょく「スレ直しの選書補正」を直していれば
購入した時の綺麗さや張り感を保てます。
私は横を刈り上げているので伸びるのが嫌で一週間に一度は散髪に
行くのですが、こうった復元もマメに出してもらえば本当に長くキレイ
な状態で着れると思いますよ。
厳寒期でも暖かです。
ですから早朝散歩(外気は0度)iウールリッチダウンはかかせません。
ただ、このウールリッチ。表地は張り感があっていいのですが、
生地が堅めの分、摩擦で擦れやすく、濃い色の場合は白っぽさが
目立ちます。
スレて白っぽいところを染色補正して目立たなくしていきます。
まず、コートの色を調色するために、染料を選びます。
次に、梅皿に、茶色と緑系統を少しずつ取ります
これを混ぜ合わせてコートの色に近づけていきます。
擦れているところに筆で塗っていきます。まず、袖口から。
ポケットの雨蓋も必ずスレるところです。
前立てもスレの定番です。凹凸の中にもしっかり色を入れます。
裾回りも忘れずに。一度塗っても、乾くと薄くなるので、繰り返し
色を入れていきます
こうして色を入れたら、蒸気で蒸して色止めをして出来上がり。
前立ての白っぽさもだいぶ消えました
袖口も色が入っています
ポケット雨蓋もかなり擦れていましたが目立たなくなりました
こちらの袖口もきれいになっています。これから着用していく内に
また擦れて白っぽくなっていきますが、軽いうちに修正すれば、簡
単に直せます。
生地が堅めの分、摩擦でスレやすいウールリッチやカナダグース、
また、黒や紺のトレンチコートなどはやはり軽度のスレが目につき
だしたら、やはりクリーニングと共に「スレ直しによる染色補正」を
希望されたらいいです。
ちなみに値段は10.000円〜。
今回のウールリッチの「スレ直しの染色補正」で10.000円です。
次に、もう一着の紺色のウールリッチのダウンもスレ直しをしてみます。
やはり紺や黒は各パーツ部分がスレて白化が目立ちどうしても安っぽく
なっていきますので、マメに「スレ直しの染色補正」に出せれた方がいいと
思います。
こちらも、かなりスレているので、白化したところを、染色補正して
復元していきます。
このコートに合わせて紺色を調色したら、まず、ピースガンで、白化した
ところを大まかに色を入れていきます。こちらの方が、白っぽく白化
した範囲が広いので、部分的な染色の筆だけでなく、ピースガンを使って
色を吹き付けていきます。
凹凸の窪んだ部分など、ピースガンでは色が入りにくいところは、
筆で色を入れていきます
生地が重なった部分の隙間にも筆で色をいれます
スレが激しいところは、ピースガンだけでは染料を吸い込んで
発色しにくいので、筆も使います
前立てのスレて白化した白っぽさはきれいになっています。
ポケット口はかなりスレれていましたので、何度も色を入れていきます。
袖口付近や袖の内側のシーム付近は、よく摩擦を受けて必ず
スレるところですが、何度も色を入れてきれいになりました。
首回りも紺色がよみがえりました。
目立たないところですが、わきの内側もよくスレるところです。
こうしてスレたところを直してみると、コートが若返った感じがします。
スレた状態ではウールリッチのダウンはくたびれた感じでパリッとしていない
ので古びた感じがします
深みのある紺なので、何度も何度も重ね塗りしましたので発色も鮮やかに
復元ではました。また全体的に糊剤を入れて固めに仕上げましたので、
購入した時のようなパリッとした張り感が蘇りました。
この紺のウールリッチのダウンの「全体のスレ直しの染色補正+糊剤
による復元加工」で20.000円です。
やはりコストのことを考えるとマメに「スレ直しによる染色補正」をご
依頼して下さった方が賢明だと思います。
こういったダウンやコートを着ていると、どうしてもスレて各パーツが白
くなっていきますがちょくちょく「スレ直しの選書補正」を直していれば
購入した時の綺麗さや張り感を保てます。
私は横を刈り上げているので伸びるのが嫌で一週間に一度は散髪に
行くのですが、こうった復元もマメに出してもらえば本当に長くキレイ
な状態で着れると思いますよ。
17:48, Monday, Feb 10, 2020 ¦ ¦ コメント(7)